どこに投資する

どこに投資するかはとても重要です。人によってはその国や都市が好きか嫌いかで選択する人もいます。これは決して間違っていません。私も嫌いな国や都市には投資しません。私がそう感じるということは他の投資家もそのように感じる可能性はあるでしょう。その時点で海外からの投資が入りにくいのです。でももっと重要なのは人口です。人が増えないことには物やサービスの価値が上がりませんし、その国の発展という大きな成長の波に自分の投資が乗れないです。これはとても重要で、私の投資の物差しの最初にきます。

世界の国ごとの人口はWorld Population Reviewというサイト(http://worldpopulationreview.com/)で最新のものがわかります。成長率でランキングも見れます。この表を見ると多くのアフリカの国が上位に出てきます。これらのアフリカの国では一人の女性が一生涯で5人以上の子供を出産しています。これらの国の医療は徐々に改善しています。特に産婦人科と小児科は最重要の改善診療科目にあげられています。その結果、人口は更に増えます。上下水道のインフラ整備にも世界銀行やアフリカ開発銀行の資金援助で改善傾向です。そうすると感染症で亡くなる人の割合も減少します。更に人口は増加するでしょう。

各国の人口推移予測と人口ピラミッドはPopulationPyramid.netというサイト(https://www.populationpyramid.net/world/2016/)で見ることができます。最新のデータは2016年度の人口ピラミッドと2100年までの人口推移です。まずは日本のデータです。左図の人口ピラミッドは将来の日本の急激な高齢化を示唆しています。また右図の人口推移予測は将来の日本の国力の危機を示しています。もちろん私も日本が好きですので何とかしたいと思いますが、投資家としてはこの国に投資できません。投資の基本のキーワードーの逆を行く、まさに「高く買って、安く売る」最悪の投資パターンになります。
次は隣国中国の人口ピラミッドと人口推移予測です。中国も高齢化が進み始めており、将来の経済の担い手不足が懸念されます。人口も2030年にピークを迎えて減少傾向になります。最近は一人っ子政策の撤廃で子供を増やす支援に政府が力を入れていますが、教育費の高騰と以前から進んでいる夫婦共働きの環境ではそれほど大きな改善にはならないと考えられます。
最近の海外不動産投資で人気を集めている国はタイです。日本の大手不動産会社も現地でマンション開発をしており、子会社のリゾート販売会社を通じて積極的にマンション投資の営業をしています。現地にいる日本人も長期滞在者で4万人を超えています。日本での就職を諦めて、タイで働く日本人も増えてきています。日本の漫画喫茶があるくらいです。滞在費が安い分、収入が低くても、日本よりも余裕のある暮らしができると言われています。まずは活気がありますから、多くの日本の若者も惹かれます。宗教面でも仏教国ですから、無宗教になってきている多くの日本人には親近感があります。でもこのデータ見ると将来の高齢化が予見されますよ。人口も2025年にピークを迎えます。多くの自動車関連の日本企業が工場を作って進出しておりますが、最近は人件費の高騰でタイから隣国のラオスやカンボジアに工場移転している状態です。あと10年はいいでしょうがその時に買った資産が高値で売れるでしょうか?タイは好きですが、投資する先ではありません。
新興国から外れますが、先進国でオススメな国は英国です。ブレキジットで揺れていますが、「安く買う」のに絶好のチャンスです。人口推移を見ると拡大傾向が続きます。人口ピラミッドを見てもタイよりも若年層の比率が高いです。これは移民に支えられています。世界の中心地の1つである英国はお金と人が集まります。中東やアフリカや東欧の国々から多くの移民が押し寄せます。アフリカが裕福になると、その人たちはロンドンに行きます。英国に不動産投資をします。事業投資もします。なぜなら居住ビザが取れるからです。ロンドンの高級デパートハロッズにはアフリカのナイジェリアのお金持ち担当者がいます。彼らはジェット機でショッピングに来て爆買いして帰ります。今後はナイジェリアだけではありません。英国連邦の新興国の成長は英国に大きな力として働きます。
お待たせしました。アフリカの新興国です。タンザニアの人口ピラミッドと人口推移予測を見てください。すごいですね。どれだけ若者がいるんだいと感動してしまいます。これがこの国の未来を導く原動力です。人口もしっかりと拡大します。これらの国では社会インフラが足りません。人口増加と経済発展で食料も足りなくなるでしょう。すでに一部のアフリカは食料輸入国です。足りないものはまだまだあります。家です。日本の昭和40年代の初め頃にいると思ってください。政府が公団を作り住宅開発を全国で推し進めました。アフリカの国では政府の予算が限られているので、民間に投資を期待しています。どんどん都市は拡大します。便利なところには人が集まります。不動産の価格は上がります。こんなところに投資すれば20〜40年のスパンでも大丈夫です。資産価値は数十倍になります。どうです。一緒に行きませんか?